アジアンバリュー 新興国投資・ジム・ロジャーズの回答 日本の個人投資家への言葉

以前の記事でお伝えしていたアジアンバリューによる日本人個人投資家からの質問への回答が、やっとアジアンバリューのHPに掲載されました。また、ロジャーズ氏回答のより詳しい内容は、今月下旬に発売される「マネージャパン9月号」(角川SSコミュニケーションズ、19日発売)と「月刊宝島9月号」(宝島社、25日発売)に掲載されるとのことです。以下、全文、引用します。

『新興国投資・ジム・ロジャーズの回答 中国「建設株」、ベトナム「解決中」、ロシアは・・・』

著名投資家ジム・ロジャーズ氏は、アジアンバリューとの単独インタビューで、
「中国で狙い目は建設株だ。」
「ベトナムは経済失政があったが、いまは政府が手を打っている。」

などと語った。当サイトでは、5月下旬から6月上旬にかけてロジャーズ氏に対する質問を募集したが、ここで「ロジャーズ氏からの回答」として要旨を掲載する。

                           ◇◇◇
アジアンバリューに寄せられた読者質問とロジャーズ氏の回答要旨はそれぞれ以下の通り。

▼中国
 −−中国の可能性を信じているようだが、中国株は今後順調に値上がりすると考えるか?(S.T.さん、性別不明、金融、海外在住)。
「中国株ならなんでもよい、と買うのは間違いだ。成長する業種とダメになる業種を自分で見出し、特化して投資すべきだ。私の場合は建設株は成長し、不動産株はダメになると読む。」

 −−中国株の底値は指数でいうとどのくらいの水準と見るか?(H.N.さん、男)。
「まったく分からない」

 −−チベットや台湾の問題など、中国の政治的リスクをどう考えるか?(H.N.さん、男)
「(台湾の政権交代を受けて)中台の間は60年ぶりに和平が実現しそうだ。台湾株に初めて投資することにした。」
【編集局注】チベット問題に言及はなかった。

 −−「21世紀は中国の時代」と発言しているが、「中国の次」に来そうな国は?(Y.M.さん、男)。
「現在保有している株は、日本、中国、台湾、韓国。」
【編集局注】必ずしも「中国の次」という発言ではなかったが、台湾、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、日本、カナダ(順不同、以下同じ)についておおむね肯定的な評価をした。一方、米国、英国、インド、タイ、ロシアについては否定的な見方をした。

▼ベトナム
 −−ベトナムのVN指数は下落が続くが、経済政策のミスによる下落なのか。この下落がチャンスなのか?(Tさん、性別不明)。
 −−ベトナム株は大幅に下落しているが、見通しを教えて欲しい。(別のTさん、性別不明)。
「紙幣を印刷しすぎる(通貨供給量の過剰)などの失政があったが、ベトナム政府は問題に気づいて手を打っている。解決できればベトナムの国全体にとってとても良いことだ。」
「ベトナムの株価はかなり下がったので、私が投資する日もめぐってくるだろう。ただ、それがいつになるかは分からない。」

▼その他新興国
 −−「いま興味を持っている国はミャンマーとカンボジア」と発言しているが、一般投資家が投資する方法はあるか?(Iさん、性別不明)。
「ミャンマーは私も投資したいのに投資する方法が見つからないでいる。方法が分かれば投資するだろう。カンボジアには証券取引所がないが、ベンチャーキャピタルを介して投資することに決めた。」

 −−今後5〜10年の間に、天然資源と農産物が豊富なロシアやブラジルに投資するつもりはあるか?(Y.Y.さん、男)。
「ロシアに投資するつもりはない。投資家が逮捕されたり、暗殺される国だ。マフィアと組まなければ投資はできないが、そういう国に投資したくない。」
【編集局注】ブラジルに言及はなかった。

                           ◇◇◇
(アジアンバリュー編集局/2008年7月11日)

引用元はコチラ⇒[新興国投資]ジム・ロジャーズの回答
posted by ジム・ロジャーズ | WEBインタビュー情報

MONEY JAPAN WEB ジム・ロジャーズ・投資に関するキーワード2008「水処理関連にチャンスがある。」

MONEY JAPAN WEBの「投資に関するキーワード2008」が更新されています。全文引用させていただきます。

「サブプライム問題は史上最悪級≠フ金融危機だ。米国はリセッション(景気後退)に入り、問題が解決するには相当長い時間がかかるだろう。」
とジム・ロジャーズ氏は語る。世界のGDP(国内総生産)の実に4分の1を占める米国経済の失速は、世界中で株安を招いている。
「日本の株価は、バブルの絶頂に最高値をつけてから18年以上経つが、70%近く低いままだ。世界の株価はそう簡単には上がらないだろう。とはいえ、すべての銘柄にチャンスがないわけではない。」
では、どのような銘柄にはチャンスがあるというのだろうか。
「まずは、『水処理関連』だ。アジア中で『水』の不足や汚染が問題になっている。これを解決する技術に需要が高まるだろう。」
経済成長著しい中国でも、環境汚染が深刻化。2007年春には化学工場の排水などが原因で江蘇省の「太湖」に水質汚染が広まり、付近の水道水は数カ月間飲めなくなったという。太湖の水処理事業を行う「チャイナ・ボーチー(中国博奇)」は、「環境保護技術で日本は世界のトップクラス」(同社CEO)として、東証1部に上場し、川崎重工業と千代田化工建設の技術を導入した。旭化成、栗田工業、東レを始め、水処理技術に強い日本企業は多い。海外で切実なニーズがある「水処理関連銘柄」は要注目だ。

引用元はコチラ⇒MONEY JAPAN WEB
posted by ジム・ロジャーズ | WEBインタビュー情報
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