ジム・ロジャーズ氏特別インタビュー『ジム・ロジャーズ“コモディティ”を語る「株式より上策」』

ジム・ロジャーズ氏へのWEBインタビュー情報です。ジム・ロジャーズ氏への短いインタビューが、サーチナにあります。全文を引用いたします。


ジム・ロジャーズ“コモディティ”を語る「株式より上策」

 不況が長引く世界経済。しかし、コモディティ分野では、例えばニューヨーク金先物相場が連日のように史上最高値を更新している。「世界で最も成功した投資家のひとり」とされるジム・ロジャーズ氏も、『ジム・ロジャーズが語る商品の時代』を著すなど、このところコモディティ重視の言動を繰り返している。そこでロジャーズ氏に、コモディティ市場に対する最新の考え方を尋ねてみた。

**********

――ジム・ロジャーズさんは著作の中でも、「これからの10年、投資はコモディティだ」と主張されています。

ロジャーズ:ドル資産、株などで運用するよりも、コモディティに投資する方が上策です。他のセクターよりも、運用成績はずっと上がるはずです。私はコモディティを買い続けてきたし、これからも買うでしょう。

――世界一の消費大国である中国ではソフトコモディティの消費が急増し、世界の穀物相場に影響しているようですね。

ロジャーズ:そうですね。問題は、人民元が自由に兌換できないことですね。そのこともあり、中国のコモディティ市場に外資が参入することは困難です。大連などはいずれCMEと同じくらいの規模の取引量になるとの声もありますが、そうは思えない。また、人民元が自由に兌換されないと考えています。

――金価格は今後10年以内に、1オンス2000ドルを突破すると予想されました。ドルに対するヘッジ手段としての意味が強まるのでしょうか

ロジャーズ:たしかに、金は2019年2000ドルに到達するといいました。長期的に見れば、ドルは下がっていくでしょう。(ドルについて)皆が悲観的になっています。ただし、私は少々違う考えも持つようになりました。というのは、最近になりニューヨークでいろいろと見たかぎり、米国経済はそれまでに思っていたほど悪くないと感じたのです。私はこれまでに買ったドルを、すべて手放したわけではない。今でも、持ち続けている部分があります。(編集担当:風間浩)

(出典)
ジム・ロジャーズ“コモディティ”を語る「株式より上策」

ジム・ロジャーズ「娘に贈る13の言葉」

posted by ジム・ロジャーズ | TrackBack(0) | WEBインタビュー情報

ジム・ロジャーズ氏最新インタビュー『ジム・ロジャーズ―次の急成長分野を先に知るには』

ジム・ロジャーズ氏へのWEBインタビュー情報です。ジム・ロジャーズ氏への最新インタビューが、本日、発売のPRESIDENT (プレジデント) 2010年 1/18号に掲載されています。また、その内容が、プレジデントロイターのサイトに掲載されています。全文を引用いたします。


ジム・ロジャーズ―次の急成長分野を先に知るには

<投資した6社すべて倒産したこともある>

 マーケットを先読みするためには、まず過去を知ることが重要です。なぜならば、歴史は繰り返すからです。たとえば「インターネット革命」によって生まれたネットバブルが弾けたのは記憶に新しい出来事ですが、歴史を振り返ると、鉄道、電気、ラジオ、電話、テレビ、コンピュータなど、目新しい技術が生まれるたびに我々は似たようなことを繰り返している。これまでとは違う革新的な市場が生まれたと考え、お金が市場にあふれるバブルが起こり、そして崩壊する。違うのは技術の名前だけでたどる道程は同じなのです。

 先読み力を鍛えるには、歴史書や哲学書をたくさん読み、どのように世界が動いてきたか、世の中がどのような仕組みで成り立っているかを理解する必要があります。大局を見る力が身につけば、いま自分たちがどの位置にいるかがわかるようになり、それが正しい判断に役立つのです。

 ところが、我々が過去の経験から学んでいないのは最近の世界情勢を見ても明らかです。1990年代の日本では、経営破綻した企業や銀行に公的資金を注入してゾンビのように甦らせました。結果、根本的な問題は何も解決しなかったのに、同様の動きが、いまアメリカで起こっている。同じ過ちを繰り返そうとしているのです。

 もちろん、同じ歴史書を読み、同じ話を聞いたとしても、全員が正しい判断をできるわけではありません。相場を正しく読めるのは、100人のうち、せいぜい3、4人で、ほとんどの人は間違った判断をしてしまう。考えてみれば当然のことです。そうでなければ、投資した人はみな金持ちになってしまいますからね。歴史を教えることはできても、判断の仕方を伝授することは難しい。「正しい判断」を学ぶには、実際に投資をして経験を積むしかありません。

 特に重要な経験は失敗から学ぶこと。私も何度も失敗しましたよ。6つの銘柄の株式に投資し、数カ月で2倍になったものの、最終的には6社すべてが倒産したこともあった。常に生き物のごとく変化するマーケットでは、こうしたクレイジーなことが起こるのです。

 そのとき学んだ教訓は、投資には念入りなリサーチが必要だということ。自分では調べたつもりでしたが、十分ではなかった。当時の私は自信過剰で傲慢だったのです。また、自分の足で情報を集め、自分の頭で考えることも肝に銘じるべきでしょう。ブローカーの言葉、メディアを通じて得た情報だけに頼ってはいけません。


株と商品の時代は交互にやってくる

 株式投資をするなら、世界の大きな流れを把握することに加え、会計学の知識も必要不可欠です。企業のバランスシートを読み解き、そこに不正がないかどうかを見極める――努力は必要ですが、それほど難しいことではありません。私は独学で会計学を学びましたからね。

 商品(コモディティ)の場合は、株よりもシンプルです。たとえば天然ガス会社の株を買う場合、財務状況はどうか、経営はどうか、その国の政治的、経済的な状況はどうかなど、考慮すべき点がたくさんある。でも、商品なら、たとえば天然ガスの供給は需要に対して多いか少ないか、それがわかれば儲けることができるのです。私なら、天然ガス会社500社を比較検討するより、天然ガスそのものを買いますね。エンロン事件を思い出してください。同社の株を買った人は大損しましたが、天然ガスの価格そのものは、あれから約3倍になっているのです。

 今後10年は商品の時代が続くでしょう。もちろんアジアの株式も有望だと思います。日本、中国、韓国、台湾、シンガポールと主な債権国がアジアに集まる一方、債務国は欧米に偏っている。ここ数年、私は手持ちの米ドルをどんどん売っていますよ。

(出典)
PRESIDENT (プレジデント) 2010年 1/18号


ジム・ロジャーズ「娘に贈る13の言葉」

posted by ジム・ロジャーズ | TrackBack(0) | WEBインタビュー情報
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。