ロイター・ファンドビュー:「米銀行株・米住宅株・米ドルはショートポジション。やはり中国と商品市場が有望。」ジム・ロジャーズ氏(2007/11/1)

全文、ロイターから引用いたします。(引用元:ロイター)

[ロンドン 10月31日 ロイター]
 米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は31日、「米国の投資銀行株や住宅関連株、ドルを売り、ロシアとインドへの投資は見送り、中国と商品市場に投資すべき」との見解を示した。ヘッジファンドの会合で述べた。

 同氏は1年ほど前から米投資銀行株を売り持ちにしているが、過去数週間でショートポジションをさらに積み増したことを明らかにした。

 今夏のサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)市場の問題は信用収縮の引き金となり、第3・四半期の銀行決算に打撃を及ぼした。

 ロジャーズ氏は「(銀行の)財務状況がどれほど悪いかは誰にも分からない」と指摘。「ウォール街では29歳の若者が100万ドルも稼いでおり、それが普通だと思っている。こうした行き過ぎはいずれ一掃されるだろう」と述べた。

 米国の住宅関連株については「3年前に売り持ちにした。住宅市場の低迷はまだまだ続く。大きなバブルは回復までに数カ月ではなく数年を要する」と述べ、ドルが米国のこうした行き過ぎのしわ寄せを受けていると付け加えた。

 また、米国の問題への答えは金融緩和ではないとして、米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は「ひどい間違いを犯している」との見方を示した。

 同氏はロシアについて「資本主義が見られるが、マフィアが国の大部分を支配している」と指摘。

 インドについては「目を見張るものがあるが、ひどく官僚的で反資本主義的だ。インフラも整っていない」と述べ、儲けるためには政府内に友人を作る必要があると皮肉った。

 一方、中国については「共産国だが世界でも有数の資本主義者だ」とし、後退局面もあるだろうが、それが投資機会になるとの見方を示した。

 同氏は、中国とともに過小評価されている投資先として商品市場を挙げ、「商品は為替に次いで世界で2番目に大きな市場で、株より重要だ」と指摘。1999年に始まった現在の商品相場の上昇局面は2014年あるいは2022年まで続く可能性があると述べた。

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ブルームバーグ:「自分の全資産を米ドル以外に移す。人民元は買う。」ジム・ロジャーズ氏(2007/10/24)

全文、ブルームバーグから引用いたします。(引用元:ブルームバーグ)

[アムステルダム 10月24日 ブルームバーグ]
 投資家ジム・ロジャーズ氏は23日、ABNアムロ・マーケッツ主催のアムステルダムでの会合で、自分自身の資産をすべて米ドル以外に移し、中国の人民元を買う計画を示した。米金融当局がドルの価値を押し下げる政策を取っているからだと説明した。

ロジャーズ氏は「向こう数カ月で自分の全資産を米ドル以外の通貨に移したい」と語り、「米国の状況について、それくらい悲観的だということだ」と説明した。

同氏は中国の人民元は向こう10年で4倍になるとの予想を示した。また、プラチナや金、銀、パラジウムなどの保有を続けるつもりだと語った。

米ドルは今年、主要16通貨のなかでメキシコ・ペソ以外のすべてに対して下落している。米国の成長減速や9月の利下げで、ドル建て資産の人気が低下した。

ロジャーズ氏は、ドルの「質を下げるのが、米国の中央銀行と政府の公式の政策だ」と述べた。同氏は「米ドルは世界の準備通貨だが、これは変わりつつある」とした上で、「かつて世界の準備通貨だった英ポンドは、その地位を失う間に80%下落した」と指摘した。

ロジャーズ氏は人民元について、「今買うのに最良の通貨」だろうとして、「向こう10年前後で人民元が大きく下落する状況が思い浮かばない。3倍にも4倍にもなるだろう」と指摘。高成長の中国は「21世紀の最も重要な国になるだろう」との見方を示した。

同氏はまた、スイス・フランと円を買っているとして、「この2通貨はキャリートレードのため下落している」が、円とスイス・フランを調達通貨としたキャリートレードには「いつの日か巻き戻しが起こり」、これらの通貨は「一直線に上昇するだろう」と予想。「私は円を買っている」と述べた。

ロジャーズ氏は株と債券の上昇相場は「終わった」との見方を示した。一方、商品については強気を維持し、「今後5、10、15年に富が築けるのは商品だろう。現在の上昇相場は2014−22年ごろまで続くだろう」と語った。また、「貴金属よりも農産物が高リターンだと思う」と述べた。

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