ジム・ロジャーズの言葉 2007年・今年のまとめ(6) 株式・中国経済と中国株式について

まとめ第六回目は、株式・中国経済と中国株式に関してです。
(出典は、ロイター、ブルームバーグ、その他・・の公式サイトです。)

<株式・中国経済と中国株式について>
中国経済と中国株式について、ジム・ロジャーズ氏は非常に強気です。
中国株式の推奨銘柄は、鉄道、運輸、水関連、環境関連、農業やエコエネルギーなどのセクターを強く推奨しています。
ただ、押し目が生じないと、中国株の買い増しはしないという決然とした姿勢です。
中国株式市場は現在のところ、上海総合株価指数が9000台まで行かなければバブルには陥ってはいないという見解です。
しかし、このまま一度も大きな調整局面が生じなければ、バブル化する危険性を予想しています。

−ジム・ロジャーズ氏の中国株式評
「中国は21世紀の最も重要な国になるだろう。」
「共産国だが世界でも有数の資本主義者だ。」
「中国の高い貯蓄率や国民の勤勉性はすばらしい。中国は次の世界の超大国になる。欧米ではこれを認めない意見が多いがその事実は変わらない。」
「中国経済は好調で、今後も好景気を維持するだろう。」
「中国政府はバブルを止めようとしており、バブルを防ごうと努力すべきでもある。」
「中国経済と中国株式相場の相関関係はほとんどない。2001年−05年に中国株は大幅に下落したが、経済は活況だった。過去15年間で前年同期との比較を見ても、相関関係はさほどない。」
「中国本土に上場する中国株のバリエーションもいずれは他市場での水準に並ぶようになる。ただ、人民元が兌換(だかん)可能になり、自由に裁定ができるようになるまでは実現しないだろう。」
「中国株についての見通しは、引き続き明るい。」
「鉄道、水関連、環境関連、農業やエコエネルギーなどのセクターに大きな投資チャンスがある。」
「中国経済のマクロ調整が進んでいるものの、中国本土の鉄道業界には、大型の投資プロジェクトが予定されている。」
「中国政府が、給水システムや環境保護事業、太陽電池や風力発電などのエコエネルギー分野の発展を重点的に進める。」
「これらのセクターが、今後、20年にわたって発展する可能性がある。」
「中国の運輸関連株を推奨する。また、香港上場のH株は中国本土市場に比べ割安なため妙味がある。」
「まだバブルではない。上海総合株価指数が来年(2008年)1月に9000を超えれば、売りを出す必要が出てくる。バブルは最後には悪い結果をもたらす。(この言葉を言った時の上海総合株価指数終値は5843)」
「わたしなら現時点で(適度に上がってしまっているから)中国株は買わないだろう。保有している中国株も売らない。」
「中国株には、大きな調整があって欲しいとひそかに希望している。」
「中国株式市場が40─50%下げた場合(押し目)にポジションを大幅に増やす。」
「もし2008年3月までに4000ポイントまで下がれば、もっと中国株を購入するつもりだ。」
「中国(の株式)を除いて全てのエマージング(新興国)株式は売却した。なぜならエマージング市場は買われすぎであるからだ。」
「保有株の中国株は売りたくない。この先ずっと保有し、4歳になる私の娘に譲渡したい。」
「最近はアリババ・ドット・コム(中国最大の企業間オンライン取引サイト)以外は、いかなる香港・中国株にも新規に投資していない。」
「香港・中国株は割高の水準に達した。調整がなければバブルが発生するかもしれない。」
「米国のリセッションは世界を駆けめぐり、中国の一部にも及ぶだろう。ただ、中国経済の多くの部分は米国のリセッションについて知らないままに終わるだろう。」
「アジアに移住する。今アジアに移住するのは、1907年にニューヨークへ行くのや1807年にロンドンへ行くのと同じだ。未来への波はそこにある。」

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ジム・ロジャーズの言葉 2007年・今年のまとめ(5) 商品市場・推奨銘柄と非推奨銘柄について

まとめ第五回目は、商品市場・推奨銘柄と非推奨銘柄に関してです。
(出典は、ロイター、ブルームバーグ、その他・・の公式サイトです。)

<商品市場・推奨銘柄と非推奨銘柄について>
商品の推奨銘柄について、ジム・ロジャーズ氏は、農産物(農業セクター)をブルとして、特に砂糖、綿花、コーヒーを上げています。
原材料の金属では、アルミ、プラチナ、金、銀、パラジウムも推奨しています。
農産物は上がるので、小麦のように最高値圏のものは、調整が入った後(押し目)の時期に買えというニュアンスです。
商品の非推奨銘柄について、ジム・ロジャーズ氏は、鉛、ニッケルを上げています。

−ジム・ロジャーズ氏の商品の推奨銘柄・非推奨銘柄
「商品は為替に次いで世界で2番目に大きな市場で、株より重要だ。」
「貴金属よりも農産物が高リターンだと思う。」
「商品投資では農産物を選好する。」
「商品市場で新たな投資先を探すなら、農業セクターに注目する。」
「今は、農産物と円以外はあまり買わないだろう。」
「過去7年間で6年は、世界の食料消費量が生産量を上回った。この結果、食料在庫は1972年以来の低水準にある。」
「原油価格の高騰や需要増加見通しは、農産物も値上がりすることを意味している。砂糖やトウモロコシなどの農産物が原油価格上昇から恩恵を受ける。」
「農業は不振が1年続いていた。需給関係は急激にプラス方向へ変化している。農産物は私が投資する唯一の対象だ。」
「誰もがトウモロコシを育てている。皆がトウモロコシを作付けすれば、大豆や綿花など他の作付けが減り、すべての農産物が値上がりする。」

「前回の商品相場上昇に関係のなかった人々がアジアには30億人いる。これらの人々の食欲は米国で問題が発生したからといって衰えることはないだろう。」
「米国経済が破たんしてもアジアに住む30億人の人々は引き続き健康で、彼らが食べる量はもっと増えるだろう。」
「商品投資では砂糖を推奨する。」

「他の大半の銘柄より、綿花に対して楽観的な見方をしている。これまでのところ、綿花は過去最高値を恐らく50%下回っているからだ。」
「綿花輸出国である米国では、農業経営者が、高値にある小麦やトウモロコシ、大豆の生産を増やしているため、綿花の作付面積が20年ぶりの低水準まで落ち込む可能性がある。」
「中国やインドでの所得の増加によりTシャツやジーンズの需要が拡大している。」
「トウモロコシと小麦、砂糖、綿花は、中国やインドからの需要増加で数年間にわたって堅調な相場展開になる。」

「最も好まないのは、最高値を更新した鉛だ。」
「わたしが鉛を売るという意味ではなく、鉛はわたしにとって最も好まない商品ということだ。砂糖が過去最高値から85%下げている一方で、鉛は過去最高値を更新し、ここ数年間で600─700%既に上昇している。」

「いま小麦を買うかって? 答えはノーだ。小麦相場は約1年間上昇を続けている。走っているバスに飛び乗るようなことはしたくない。」
「この1年ほど農産物を買ってきた。しかし今日(2007年9月18日)、小麦を買うかといえば、買わないというのが答えだ。小麦相場が過去1年で倍以上に値上がりしており、今後は小麦を買わない。」
「小麦は最高値圏にある。最高値圏にない投資対象は多くある。綿花、砂糖、コーヒーがその例だ。投資機会は潤沢にある。」
「強気相場が終わる前に、小麦は一段と大幅に上昇するだろう。しかし、そのことは、小麦が調整期間中、1年も2年も下がらないということを意味していない。」
「私は手持ちの小麦を売りはしない。商品はすべて長期投資として保有している。今後5、10、15年の保有を計画している。」
「小麦の作付面積は30年間減少している。気候の変化も懸念材料だ。もし干ばつが起これば農産物価格は急騰するだろう。」

「私は金とドル(USD)を連関させていない。私は金などすべての貴金属を所有している。金よりも農産物に投資した方が多くの利益を得るだろう。金については懸念している。」
「金市場には現在、巨額の投機資金が入っている。市場全体の持ち高が一方向に傾いているときは逆張りすべきだ。プラチナはもっと下落しない限り、買わない。」

「アルミ業界では過去20年間投資が行われていなかった。今後、その代償を支払うことになるだろう。」
「他の非鉄金属と比較してアルミ生産にかかるエネルギーコストはかなり高い。コストの上昇により製錬プラントは生産量を減らしており、供給のひっ迫が予想される。」

「ニッケルについては2、3年続けて上昇しており、私は買わない。2、3年の間、下落もせずに上昇したものを私は買い入れたくない。」
「非鉄金属相場は堅調である。ニッケルよりは銀かパラジウムが有望だが、自分自身は買っていない。現在は調整局面にある。(2007年2月)」

「プラチナ、金、銀、パラジウムも上昇相場の間にまだまだ高くなると思う。」
「プラチナや金、銀、パラジウムなどの保有を続けるつもりだ。」


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