ジム・ロジャーズの言葉 2008年5月前半パート1 最新の言説

2008年5月前半パート1です。ジム・ロジャーズ氏の最新の言説は、次のとおりです。順次、追加していきます。

(シンガポールにおけるインタビューで)

−各通貨の見通しに関して
「私は、米ドル(USD)に対して、"良い”上昇を期待する。」
「そう期待するのは、私を含む多くの投資家が米ドルに対してあまりに弱気であるからだ。」
「アメリカは、莫大な農業生産者でもある。」
「農産物価格は大変上昇すると私は思っているのだが、農産物価格に関して、もし私が正しければ、それは、アメリカの助けになるだろう。農産物を持たない国と比較して。」
「米ドルは、世界の準備通貨としての地位を失いつつある。」
「ユーロ(EUR)、円(JPY)、スターリング(GBP;ポンドの名)によって、その地位を置き換えられつつある。」
「20年のスパンで見れば、中国人民元(CNY)が、最も米ドルの代わりになりそうである。」
「米ドルを置き換えることができるというその地平線に見える唯一のものは、中国人民元である。」
「人民元は、“ブロックされた通貨”であるというばかげた声明の中にあるが。」
「しかし、これは、より長い期間を見渡している地平線である。たぶん20年かそれくらいの。」
「また、それは、ユーロや、円や、スイスフランであるはずはない。」

−購入している通貨に関して
「通貨は、オーストラリアドル(AUD)、ニュージーランドドル(NZD)、カナダドル(CAD)の資源国通貨を保有している。」
「もし、円キャリートレードが巻き戻されれば、ニュージーランドとオーストラリアの通貨は、下落して傷つけられるかもしれない。」
「(その恐れがあるために、)日本円(JPY)もまた買ってきている。」
「しかし、私のロング(買い持ち)しているオーストラリアドルは、売ろうとは計画していない。それらには、偉大なる未来があるのだから。」
「商品(コモディティ)の生産者は、商品価格がどんどん上昇する時、他の何にも増して良いことになるだろう。」

−アメリカ経済と金融危機に関して
「金融危機は半分過ぎたというのは、私は疑わしいと思う。」
「この種のバブルは、1年や2年では、決してクリアーできない。」
「私に関する限り、マーケットの状況が底を打っていないことは確実であると言える。」
「米国のサブプライムローン問題を震源とした世界の信用収縮の終わりは、まだ遠いかもしれない。」
「ヨーロッパ系銀行とアジア系銀行の大部分は、まだ、莫大な不良債権を抱えていない。」
「しかし、ヨーロッパ系とアジア系(銀行)においても、これからさらに出てくる不良債権があるということを、私は疑っている。」
「アメリカの金融セクター株は買ってきていない。」
「アメリカの投資銀行、ファニーメイ(米連邦住宅抵当公庫)、住宅建設会社の株価はかなり下落する方へ賭けている。」
「世界的な信用収縮は、投資家に、例えばアメリカ財務省債券のような最も安全な投資資産への投資意欲を減退させている。」

−アメリカの債券に関して
「私は、長期のアメリカ政府債をショート(売り持ち)している。」
「それはいつもインフレーションの時に起こるのだが、もし同じことが起これば、その時、金利は、さらにずっと高く跳ね上がる。特に長期金利においては。」
「アメリカの中央銀行は、短期金利は操作出来ても、長期金利は全く操作することができない。」

(出典)Bloomberg.com、thestandard.com.hk
・Rogers Says Dollar Will Rally, Too Many Are Bearish (Update2)
・Jim Rogers Says Global Financial Crisis Isn't at Its Worst Yet
・Jim Rogers Says Financial Crisis Hasn't Hit Its Worst (Update1)
・Credit crunch tipped to bite harder

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ジム・ロジャーズの言葉 2008年4月後半パート5 最新の言説

2008年4月後半パート5です。ジム・ロジャーズ氏の最新の言説は、次のとおりです。順次、追加していきます。

(北京でのインタビューで)

−中国に投資する理由に関して
「中国には大きな未来があり、次の時代には、世界で最も大きな国になるだろうから。」

−中国株に関して
「私の新興資金は、すべて、商品(コモディティ)と中国株へ投資している。」
「私自身は、中国の株式市場は、底を打ったかどうかは確信が持てていない。しかし、パニックが収まり、底に近いとは感じられる。」
「すべてのパニックは、底を打ったように見える。」
「最近、4、5週間のうちに中国株を買ってきた。長い間で久しぶりに中国株を買ってきている。」(買い増し)
「米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題が中国の輸出関連企業に与える影響が懸念されているが、旅行や教育、農業、航空、水処理など問題の影響を受けないセクターが多くある。」
「私は、農業、観光、航空、教育の各セクターを注視している。」
「2008年に中国株を売却することは、1908年に米国株を売却するようなもので大きな間違いだ。」
「2008年に中国株を売ることは、大きな間違いになる。私は、どの中国株も決して売っていない。」
「(数ヶ月間ロングしていたペトロチャイナの株を売り決済に動いた)ウォーレン・バフェットは、ひどい間違いを犯していると私は思う。」
「私は、シンガポール株式、台湾株式、香港株式もまた同時に購入している。」
「私は、最近、旅行と教育関連セクターの株を購入している。」
「私は、観光セクターと教育セクターに関連した中国株を買っている。それらは、中国で主要な産業になり続けるだろう。」
「また、他の投資先では、いくつかの航空会社、水処理会社、農業関連会社の株を買っている。」
「中国は、莫大な農業問題を抱えている。」
「中国政府は、農業を回復できるように、すべての政策を実行している。」
「中国の最大の脅威は水不足だ。そのため、汚水処理や水質浄化など水資源に関する分野への投資に大きなチャンスがある。」

−中国人民元に関して
「人民元相場には、強気である。」
「人民元は、最終的には、1ドル=2元まで上昇する可能性があると予想する。」
「人民元を売ってはいけない。人民元は、今後20年間にわたり、さらに上昇するだろうから。」

−原油価格に関して
「私は、原油価格を下げさせる、または、下げ止まらせる要因を見出していない。」

(出典)bloomberg.com、searchina.ne.jp、thestandard.com.hk
・Investor Jim Rogers Buys Chinese Shares as Market Hits `Bottom'
・UPDATE 1-PRESS DIGEST - China - April 28
・米著名投資家「08年に中国株売却は間違い」
・水不足は中国最大の脅威 水利に技術、資金大量投入
・Rogers back in mainland chase

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