ジム・ロジャーズの言葉 2009年12月前半パート1 最新の言説

2009年12月前半パート1です。ジム・ロジャーズ氏の最新の言説は、次のとおりです。ニュースソースが英語のものは、すべてオリジナル翻訳しています。




ドバイ・ショックについて

「私は、誰もがドバイを買いたがっていた、誰も破裂を予想していなかったということに驚いている。ドバイの投資ブームに皆がこぞって投資して、それが、変わって、はじけた。ああいうところに、資金を投資するなんて。これは、どの投資家も学ぶべき教訓の内の一つだ。“あなたがよくわかっているものでなければ、あなたは、何もしてはいけない!”とね。それ(=よくわかっているもの)は、あなたが頼りにできる何かによって、保証されている。でも、誰もドバイさえ保証していなかったんだ。これは、人々が歴史を通して繰り返し繰り返し学んできた教訓だ。みんなは、これを教訓とすべきだ。このドバイ・ショックは、液状化したままのアラブの投資家にとって、大きな機会になるだろう。」(Jim Rogers on Dubai Fears From RT)


中国の干ばつ、食糧安全保障や社会の安定脅かす−マッキンゼー

  11月25日(ブルームバーグ):米コンサルタント会社マッキンゼーは、中国が干ばつの影響を抑制するための投資を拡大しなければ、同国の長期的な食糧安全保障や社会の安定が脅かされる可能性があるとの見方を示した。中国は世界最大の穀物生産国。

  マッキンゼーが24日発表したリポートによると、「急激な気候変動のシナリオ」では、極度の干ばつの影響で中国北東部では損害を受ける穀物の量が2030年までに3倍以上に拡大し1380万トンと、全体の12%に達する可能性がある。このシナリオは、極度の干ばつの深刻さや頻度が倍増すると仮定している。

  リポートによると、中国の主要穀物生産地帯である北部と北東部の経済損失は30年までに370億元(約4800億円)に上り、約3500万人の農業従事者にとって農業収入の半分以上を占める見込みだ。

  投資会社ロジャーズ・ホールディングス(シンガポール)のジム・ロジャーズ会長は「中国は水に関して非常に大きな問題を抱えており、それを解決しようとしている」と指摘。「解決を目指す過程で、解決されようがされまいが、だれかが利益を上げるだろう」との見方を示した。

  マッキンゼーはリポートで、中国はかんがいの改善や土壌保全、穀物の干ばつへの耐性を強化するための種子改良関連の技術開発や多額の損失の回避に向け、30年までに5000億元(年間250億元)を投資する必要があると指摘している。


J・ロジャーズ氏「金は今やめとけ」

 金相場が1オンス2000ドルを予言していた著名投資家ジム・ロジャーズ氏が、現在は金よりもパラジウムと銀に投資すべきだと述べて、波紋を呼んでいる。

 ビジネス・ウィーク誌のインタビューにこたえたもので、「今はゴールドよりも他のコモディティを買う方がいい。今買うならパラジウムや銀の方が良いだろう」と述べた。理由は「わたしはゴールドを保有しているが、今は買うには高すぎる。パラジウムや銀の方が割安にある」ということからだ。

 ロジャーズ氏は、今後10年間でゴールドは1オンス2000ドルを目指すとの意見を主張し続けてきた。現在1200ドル近辺にあり、いまだ強い需要があるものの、少々加熱気味な金相場に嫌気をさしたのだろうか?


ジム・ロジャーズ「金やめた。今度はプラチナ・パラジウム」

 匯宝網站によると、米著名投資家のジム・ロジャーズ氏はこのほど、「もう金への投資には、情熱を持っていない」と述べた。最近になり、プラチナやパラジウムなどを購入したという。

 ロジャーズ氏はかなり早い時期から「2010年からの10年間に金価格は史上最高値の(1オンス当たり)2000ドル(1日為替レートで約17万4100円)になるだろう」と発言していた。12月現在、金価格は1200ドル(約10万4000円)をうかがう状態で、ロジャーズ氏の予測とはまだ相当に隔たりがある。

 ロジャーズ氏は「金に対する情熱がさめた」理由を、「金以上に、買う価値がある商品が多いから」と説明。貴金属に投資するなら「プラチナやパラジウムを薦められる。どちらも市場価格が比較的低迷しているからだ。その他の商品では、私は今も農産物に期待している」と述べた。

 現在、保有している金を手放すつもりはないが、「すでに、多くの人が金に期待している。私は、すでに値上がりしたものを買うことが好きはでない」という。

 ロジャーズ氏によると、中央銀行は5年前に金を放出したが、現在は買い続けている。市場には巨大な変化が発生した。多くの人が中央銀行に追随して金を買っているが、流されているだけだ。

 ロジャーズ氏は「世の中には、金より投資に適した商品があるかもしれない。(今になり投資している人は)黄金に目がくらんでいるのだろう」と述べた。

(出典)
中国の干ばつ、食糧安全保障や社会の安定脅かす−マッキンゼー
J・ロジャーズ氏「金は今やめとけ」
ジム・ロジャーズ「金やめた。今度はプラチナ・パラジウム」

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ジム・ロジャーズの言葉 2009年11月前半パート2 最新の言説

2009年11月前半パート2です。ジム・ロジャーズ氏の最新の言説は、次のとおりです。すべて振り返っておきましょう。まず通貨に関するもの、米国債、それから、金に関するものでは、ロジャーズ氏は、NY大学のルービニ教授と論争しています。Hot Commodities ならぬ Hot Jim Rogers ですね。すべて、引用いたします。


<米投資家ジム・ロジャーズ氏 鳩山政権で一段と円高進行>

 米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は5日、都内でフジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、鳩山政権が米国との同盟関係よりも、アジアとの共同体を重視する政策を進めれば、「ドルがもう少し弱くなり、円が強くなる」と述べ、鳩山由紀夫首相の外交スタンスが円高の要因になるとの見方を示した。今後世界は、インフレ局面に転じると予想し、保有する米国債を近く売却する意向を明らかにした。

 ロジャーズ氏は、昨秋の「リーマンショック」により低迷した世界のマーケットについて「まだ問題は解決していないが、今後1〜2年でほぼ良い方向に向かっていくだろう」との認識を示した。

 今後、投資に力を入れる対象・テーマは「基本的にはコモディティ(商品市況)だ」と明言。低迷が続いた穀物に加え、最高値更新が続く金など貴金属の各商品市況がさらに上昇局面になるとの見方を示した。また、経済発展著しい新興国の中では、「インドよりも中国の方が魅力的だ」と述べた。

 ロジャーズ氏は1970年代に、著名投資家ジョージ・ソロス氏とともに米国でヘッジファンド「クォンタム・ファンド」を設立。高い収益を稼ぎ出した伝説の投資家として知られ、現在もロジャーズ氏の発言はマーケット大きな影響を与えている。

<米著名投資家・ロジャーズ氏 インフレ局面、米国債手放す>

 米国の著名投資家、ジム・ロジャーズ氏は5日、東京都内で産経新聞とのインタビューに応じ、民主党政権が米国よりもアジアとの関係を重視する政策を進めれば、外国為替相場でドル安・円高が進むとの見通しを示した。また、世界的にインフレ局面に入るとも予想し、米国債を近く売却する意向も明らかにした。

 ロジャーズ氏は、低迷が続く金融市場について「まだ問題は解決していないが、今後1〜2年でほぼ良い方向に向かっていくだろう」との認識を示した。一方で、長年の低迷から高騰に転じた穀物や高値更新が続く金などの商品市況はさらに上昇すると分析。ロジャース氏自身の今後の投資対象も「基本的には商品先物だ」と述べた。

 ロジャーズ氏は1970年代、ジョージ・ソロス氏とともに伝説的な高収益ヘッジファンド「クォンタム・ファンド」を設立したことで知られる。

<ルービニ教授:ロジャーズ氏の金2000ドル予想は「ナンセンス」>

  11月4日(ブルームバーグ):米ニューヨーク大学スターン経営大学院のヌリエル・ルービニ教授は4日、著名投資家ジム・ロジャーズ氏の金相場が2倍に上昇し1オンス当たり少なくとも2000ドルに達するとの見通しについて、「全くナンセンス」だとの見解を示した。同教授は世界経済危機を予測したことで知られる。

  ルービニ教授はニューヨークで開催された商品関連の会議で、金をそれほどの高値に押し上げるようなインフレあるいは「不況に近い状態」は存在しないと指摘。投資家が缶詰製品を買って丸太小屋に身を隠すような深刻な不況に陥れば、「そのようなシナリオなら金を買おうとするかもしれない」と述べた。

  ルービニ教授は「1100ドル近辺には達するだろうが1500ドルや2000ドルという水準はナンセンスだ」と指摘した。中央銀行や投資家がドル下落に対するヘッジ手段として金を購入するとの観測から、ニューヨークの金相場は4日、過去最高値の1098.50ドルに達した。

  ロジャーズ氏は同日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、金と新興市場の株価はバブルの恐れがあると指摘したルービニ教授の見解は間違っていると語った。ロジャーズ氏は金相場が向こう10年間に2倍に上昇すると予想している。同氏は1999年に始まった商品相場上昇を予測した。

<ロジャーズ氏:ルービニ教授に反論、「金と新興株はバブルではない」>

11月4日(ブルームバーグ):著名投資家のジム・ロジャーズ氏は4日、金と新興市場の株価はバブルの危険性があると指摘した米ニューヨーク大学スターン経営大学院のヌリエル・ルービニ教授の見解は間違っていると語った。ロジャーズ氏は1999年に始まった商品相場の上昇を予想して的中させた。

  投資会社ロジャーズ・ホールディングス(シンガポール)の会長を務めるロジャーズ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、多くの商品相場は最高値から下げており、株式相場は暴落の瀬戸際にはないと指摘。金相場は今後10年に2倍となり、少なくとも1オンス=2000ドルに上昇すると予想した。

  ルービニ教授は10月27日、ドルで資金を調達して運用する投資が「巨大な」資産バブルを作り出していると主張した。同教授は2006年の時点で金融危機を警告していた。

  ロジャーズ氏は金を買い増す可能性はあるとしながらも、株式は現在購入していないことを明らかにした。

  さらに、中国株や砂糖、銀、コーヒー、綿花の各相場が高値から少なくとも50%下げている点を挙げ、ルービニ教授の見解に異を唱えた。

  今年の上昇はバブルを示唆しているかと問われると、「今年100%上昇しても、高値から70%下げていれば、バブルとは呼ばない。バブルではなく、相場にとって良い年で、すばらしい年だ。今年は相場が高過ぎるかもしれないが、バブルではない」と話した。

(出典)
・米投資家ジム・ロジャーズ氏 鳩山政権で一段と円高進行
・米著名投資家・ロジャーズ氏 インフレ局面、米国債手放す
・ルービニ教授:ロジャーズ氏の金2000ドル予想は「ナンセンス」
・ロジャーズ氏:ルービニ教授に反論、「金と新興株はバブルではない」

ジム・ロジャーズ「娘に贈る13の言葉」

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