ジム・ロジャーズの言葉 2009年1月前半パート2 最新の言説

2009年1月前半パート2です。ジム・ロジャーズ氏の最新の言説は、次のとおりです。英文は、オリジナル翻訳しています。

(Reutersによる電話インタビューで)

Reuters:Jim Rogers: US creditor nations to shun Treasuries
Reuters:『アメリカの債権国たちは、米長期国債(T-bond)を避け始める』

「多くのアメリカの債権国は、経済危機がなかなか立ち去らないので、米国資産、とりわけ米長期国債(T-bond)を避け始めるだろう。」
(中国は、2008年に日本を抜いて、世界最大の米国債の債権国となった。)
「もしも私が中国人(←ここでは、中国政府のこと)だったら、米長期国債(T-bond)は買わない。」
「私は、誰かが米国政府に、30年間もの間、わずか年利2.5〜4.0〜4.5パーセントで、なぜ資金を投資し続けているのかが想像できない。私は、びっくりし過ぎて何も言えない。」
「すべての大債権国たちは、ゆっくりと米国資産の比率を切り下げ、対策としてポートフォリオを多様化し、最後には米ドル資産や米長期国債(T-bond)から離れて行くだろう。」

(出典)reuters.com
・Jim Rogers: US creditor nations to shun Treasuries

ジム・ロジャーズ「中国の時代」
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ジム・ロジャーズの言葉 2009年1月前半パート1 最新の言説

2009年1月前半パート1です。ジム・ロジャーズ氏の最新の言説は、次のとおりです。英文は、オリジナル翻訳しています。

(フジテレビ・サキヨミLIVE 伝説の投資家ジム・ロジャーズが語る)

−ドル円で、円高が進んでいますが、2009年の米ドル(USD)はどのくらいになるのでしょうか?
「ドル円のこれまでの最高値は、1ドル=79円から80円でしたが、これから1〜2年以内には、史上最高値(の円高)になるでしょう。ドル円は、1ドル=79円、・・・76円、・・・69円!になるかもしれません。私は、来年(2010年)までにすべての米ドル(USD)を売ってしまおうと思っています。あなたも米ドル(USD)は買わないことです。」

−なぜそうなるのですか?
「アメリカは、歴史上、最も債務を抱えています。しかも、さらに大量の紙幣を刷ろうとしています。米ドル時代は終わったのです。これまでは、世界の基軸通貨でしたが、残念なことに、今、それは変わろうとしています。ドルは、数年で消えるでしょう。」

−オバマ政権についてはどうでしょう?
「オバマ氏が状況を悪化させるのではないかと懸念しています。確かにオバマ氏への期待から、(アメリカの)株価は上がりました。あなたのようにみんながオバマ氏に期待するからです。だけど、やがて、彼の政策がうまくいっていないことに気づくのです。」

(香港におけるBloombergによるインタビューで)

−現在、購入している銘柄は?
「私は、現在、中国企業の株式を購入している。」
「人民元建ての上海の株式よりも安いので、現在、香港やシンガポールで取引されている株式を好んでいる。」
「中国は景気減速している。しかし、中国経済のいくつかの部分は、西洋で起こっていることにまったく影響されないだろう。」
「私は、10月から、再び、中国株を買い始めた。私は、どの中国株も売っていない。」
「中国政府が経済成長を支えようと対策をしている間中、中国の農業株を買っている。」
「私が好む他のセクターは、中国のインフラストラクチャー分野、水処理、アジアの観光の分野を好んでいる。特に名はあげない。」

(香港におけるAFPによるインタビューで)

AFP:US investment guru sees future in China, despite hard times
AFP:『アメリカの投資教祖は、困難な時にも関わらず、中国に未来を見ている』

「私は、アジアに居る。なぜなら、ここが、世界で最もエキサイティングな場所だからだ。ここには、未来がある。私は、自分の子供たちに、アジアを知って、中国の事情を知って、成長して欲しい。だから、5歳になる娘は、今や流暢な北京語を話している。」
「世界の金融危機が広がっていたので、私は、中国企業の株式を買っている。私のまず最初の有望銘柄は、農業、水処理、インフラストラクチャー、観光である。」
「1950年代の農地改革によって、毛沢東は、農業を破壊した。その結果、飢餓、貧困、環境破壊がとてつもないスケールで起こった。中国は、何千億ドルもの資金を費やして修復し、農業を蘇らせなければならない。1949年の共産主義革命に続いた政治的・経済的な混乱は、改革リーダー・ケ小平による市場経済への青信号が出るやいなや、中国人民たちが飛び上がるような豊富な経済の機会を創出した。1978年からの10年足らずで、ケ小平が経済の“改革開放”政策を立ち上げ、中国を近代国家へと仲間入りさせようとした。これは、1986年に中国をバイクで横断した旅の間中、明らかなことだった。私は、びっくりした。なんという仕事、主導権、興奮、投資があるのか!と。私は、悟った。アメリカ政府が言っていたすべてのプロパガンダは間違いであるということを。」
「そして、事実は、多くの中国人民が、(古い)毛沢東や彼の共産主義の理想を気にしていないということである。なぜなら、彼ら人民は、稼ごうとしてあまりに忙しいからである。」
「現在の危機の間中、中国政府は、アメリカやヨーロッパとかなりよく協力していた。しかし、この共産主義者の政府による努力は、“中国人民元(CNY)が完全な自由交換通貨ではない”という事実によって、邪魔されている。人民元(CNY)が完全に世界先進国のメジャー通貨になるためには、“資本の自由な流れ”が必要となるのである。これが、中国人たちが依然として犯しているミステイクなのである。」

[付記]アメリカ経済・オバマ氏に関して
「オバマ氏の税計画には笑ってしまう。オバマ次期大統領が入閣させた経済アドバイザーたちは、現在の数々の問題を作った同じ連中なんだよ。彼らは、物事をさらに悪くさせるだけだろう。」

(出典)bloomberg、フジテレビ、afp
・Rogers Says He’s Buying China Shares in Hong Kong (Update3)
・フジテレビ サキヨミLIVE 伝説の投資家が語る 衝撃“ドルが消える!?”
・US investment guru sees future in China, despite hard times

ジム・ロジャーズ「中国の時代」
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