ジム・ロジャーズの言葉 2009年5月前半パート1 最新の言説

2009年5月前半パート1です。ジム・ロジャーズ氏の最新の言説は、次のとおりです。英文は、オリジナル翻訳しています。

(ブルームバーグテレビジョンによるインタビューで)

−豚インフルエンザの世界経済への影響に関して
「もしも5〜6年前に起こったSARSの時のように、豚インフルエンザが世界経済を直撃すれば、大災害になるだろう。(SARSの時は、)アジアは、およそ6ヶ月間、クローズダウンしていた。人々は学校へ行けなかった。職場へも行けなかった。彼らは、バスに乗らないだろう。飛行機にも乗らないだろう。世界経済がもう弱くなっている時に、これは、本当に本当に大災害になるはずだ。」

−株式・アジア株式に関して
「私は、中国株と日本株を保有している。そして、いくつかの航空株を保有し続けている。」

−株式・アメリカ株式に関して
「米国株の反発は、“調整”のシグナルを送っている。見通しに変化はない。今後2、3年は株式を避けるだろう。米国株式市場は、9週間連続で非常に力強く上昇したため、当然のことながら調整する時期が来た。私が見たところファンダメンタルズに変化はない。今後2-3年は、株式市場が投資にあまり良い場所だとは思わない。私は、株式の(新規)購入は行っていない。今後、一段と株価が上昇すれば、空売りを始めるきっかけになる可能性がある。」

−株式・新興国株式に関して
「天然資源を供給しているカナダやブラジルのような国々の株式は、アメリカ株式よりもパフォーマンスがさらに良いかもしれない。」

−通貨・外国為替市場に関して
「米ドル(USD)の反発局面は、新たな“通貨危機”の発生をもって終わる公算が大きい。ドルの反発は投資家によるショート・ポジション(売り持ち)の解消によるものだ。これは長期間積み上げられてきた。ドルは大幅に上げたが、それは人為的につくられた上昇であり、そろそろ新たな通貨危機が発生するころだ。通貨危機が来るだろう。今年の秋か、2010年の秋に起きる可能性が大きい。」
「私は、円(JPY)の保有拡大を検討している。そして、米ドル(USD)ないし英ポンド(GBP)よりも、ユーロ(EUR)を選好する。」

(出典)bloomberg
・株式市場は今後2−3年投資に「良い場所でない」−ロジャーズ氏
・ドル反発局面は通貨危機で終了か、株式空売りも−ロジャーズ氏(2)
・Stock Market Isn’t a `Great Place to Be,' Jim Rogers Says
・Dollar Rally Will End, Rogers Says; May Short Stocks (Update2)
・Jim Rogers Says Flu May Be `Disaster' in Weak Economy: Video

ジム・ロジャーズ「中国の時代」
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ジム・ロジャーズの言葉 2009年4月前半パート2 最新の言説

2009年4月前半パート2です。ジム・ロジャーズ氏の最新の言説は、次のとおりです。英文は、オリジナル翻訳しています。

(ブルームバーグテレビジョンによるインタビューで)

−株式・世界の株式市場に関して
「金融市場の問題は、世界の株価指数にさらなる底値を付けるかもしれないが、世界の株式市場の上昇は、“力強く”なって来ている。」
「株式市場は、既に底入れした可能性もあるが、今後、さらなる底値も予想される。あなたが株式相場が底打ちしたかのような上昇を見ている時、それは、誰もが期待するよりも長く続くだろう。私だったら、さらなる問題を見る方を予想する。おそらく、まだ下落するのでは、とね。投資家は、さらなる底を予想しているはずである。」

−米金融政策・インフレーション誘発の恐れに関して
「米政府の莫大な借り入れと信用創造は、確実に、高インフレーションを導くだろう。」

−債券・米国債券(T-Bond)に関して
「米連邦準備銀行(FED)の債券購入は、債券相場に、膨らみ続けるかもしれないバブルを生み出している。米連邦準備銀行(FED)は、以前の日本銀行のように、債券の買い支えをしている。日本では、当時、長期国債の債券利回りは、1パーセントの半分になっていた。」
「こういうことは、ばかげたレベルに行くはずである。そして、たいていバブルを引き起こす。債券相場は、最後のバブルになる。」

−新興国・タイ(Thailand)への投資に関して
「もしもタイが生き残りを図り、既存の物事が崩壊すれば、そのときは、おそらく、タイへの“買い”時になるだろう。タイには、天然資源がある。よく訓練された労働力もある。そして、タイは、(地政学的に見て、)最もあるべき場所であるアジアの真ん中にある。もしもあなたが正しい価格を選べれば、タイには多くの投資的利点がある。」
「もしもタイの株価が暴落し、現在の抗議運動がタイ国の君主政治を不安定化させなければ、投資家は、タイ株を買うべきだろう。」

−商品・全般に関して
「商品のファンダメンタルズが改善しているため、商品投資の方が有利と考えている。よって、株式は購入していない。」

−商品・金に関して
「最近の貴金属相場の上昇を受け、国際通貨基金(IMF)は、備蓄している金を売るだろう。なので、私は、金より原油への投資を選好する。」
「国際通貨基金(IMF)は、保有する金を売却しようとしている。国際通貨基金(IMF)は、世界でも、金を大量に保有する機関の1つであるため、金はかなりの供給過剰になる。また、国際通貨基金(IMF)が金を売却しようとしまいと、世界は、(相場で、)金を売ること(セル・ショート)を期待している。」

(出典)bloomberg
・ジム・ロジャーズ氏:株式相場、今後さらなる「底値」へ下落も
・Asian Stocks Advance on Japan Stimulus Plan, Chinese Lending
・Treasuries Little Changed as Fed Prepares Two Days of Purchases
・‘Take Profit’ on Thailand Stocks, Credit Suisse Says (Update1)
・Jim Rogers Prefers Oil to Gold as IMF May Sell Reserves

ジム・ロジャーズ「中国の時代」
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