ジム・ロジャーズの言葉 2009年11月前半パート2 最新の言説

2009年11月前半パート2です。ジム・ロジャーズ氏の最新の言説は、次のとおりです。すべて振り返っておきましょう。まず通貨に関するもの、米国債、それから、金に関するものでは、ロジャーズ氏は、NY大学のルービニ教授と論争しています。Hot Commodities ならぬ Hot Jim Rogers ですね。すべて、引用いたします。


<米投資家ジム・ロジャーズ氏 鳩山政権で一段と円高進行>

 米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は5日、都内でフジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、鳩山政権が米国との同盟関係よりも、アジアとの共同体を重視する政策を進めれば、「ドルがもう少し弱くなり、円が強くなる」と述べ、鳩山由紀夫首相の外交スタンスが円高の要因になるとの見方を示した。今後世界は、インフレ局面に転じると予想し、保有する米国債を近く売却する意向を明らかにした。

 ロジャーズ氏は、昨秋の「リーマンショック」により低迷した世界のマーケットについて「まだ問題は解決していないが、今後1〜2年でほぼ良い方向に向かっていくだろう」との認識を示した。

 今後、投資に力を入れる対象・テーマは「基本的にはコモディティ(商品市況)だ」と明言。低迷が続いた穀物に加え、最高値更新が続く金など貴金属の各商品市況がさらに上昇局面になるとの見方を示した。また、経済発展著しい新興国の中では、「インドよりも中国の方が魅力的だ」と述べた。

 ロジャーズ氏は1970年代に、著名投資家ジョージ・ソロス氏とともに米国でヘッジファンド「クォンタム・ファンド」を設立。高い収益を稼ぎ出した伝説の投資家として知られ、現在もロジャーズ氏の発言はマーケット大きな影響を与えている。

<米著名投資家・ロジャーズ氏 インフレ局面、米国債手放す>

 米国の著名投資家、ジム・ロジャーズ氏は5日、東京都内で産経新聞とのインタビューに応じ、民主党政権が米国よりもアジアとの関係を重視する政策を進めれば、外国為替相場でドル安・円高が進むとの見通しを示した。また、世界的にインフレ局面に入るとも予想し、米国債を近く売却する意向も明らかにした。

 ロジャーズ氏は、低迷が続く金融市場について「まだ問題は解決していないが、今後1〜2年でほぼ良い方向に向かっていくだろう」との認識を示した。一方で、長年の低迷から高騰に転じた穀物や高値更新が続く金などの商品市況はさらに上昇すると分析。ロジャース氏自身の今後の投資対象も「基本的には商品先物だ」と述べた。

 ロジャーズ氏は1970年代、ジョージ・ソロス氏とともに伝説的な高収益ヘッジファンド「クォンタム・ファンド」を設立したことで知られる。

<ルービニ教授:ロジャーズ氏の金2000ドル予想は「ナンセンス」>

  11月4日(ブルームバーグ):米ニューヨーク大学スターン経営大学院のヌリエル・ルービニ教授は4日、著名投資家ジム・ロジャーズ氏の金相場が2倍に上昇し1オンス当たり少なくとも2000ドルに達するとの見通しについて、「全くナンセンス」だとの見解を示した。同教授は世界経済危機を予測したことで知られる。

  ルービニ教授はニューヨークで開催された商品関連の会議で、金をそれほどの高値に押し上げるようなインフレあるいは「不況に近い状態」は存在しないと指摘。投資家が缶詰製品を買って丸太小屋に身を隠すような深刻な不況に陥れば、「そのようなシナリオなら金を買おうとするかもしれない」と述べた。

  ルービニ教授は「1100ドル近辺には達するだろうが1500ドルや2000ドルという水準はナンセンスだ」と指摘した。中央銀行や投資家がドル下落に対するヘッジ手段として金を購入するとの観測から、ニューヨークの金相場は4日、過去最高値の1098.50ドルに達した。

  ロジャーズ氏は同日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、金と新興市場の株価はバブルの恐れがあると指摘したルービニ教授の見解は間違っていると語った。ロジャーズ氏は金相場が向こう10年間に2倍に上昇すると予想している。同氏は1999年に始まった商品相場上昇を予測した。

<ロジャーズ氏:ルービニ教授に反論、「金と新興株はバブルではない」>

11月4日(ブルームバーグ):著名投資家のジム・ロジャーズ氏は4日、金と新興市場の株価はバブルの危険性があると指摘した米ニューヨーク大学スターン経営大学院のヌリエル・ルービニ教授の見解は間違っていると語った。ロジャーズ氏は1999年に始まった商品相場の上昇を予想して的中させた。

  投資会社ロジャーズ・ホールディングス(シンガポール)の会長を務めるロジャーズ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、多くの商品相場は最高値から下げており、株式相場は暴落の瀬戸際にはないと指摘。金相場は今後10年に2倍となり、少なくとも1オンス=2000ドルに上昇すると予想した。

  ルービニ教授は10月27日、ドルで資金を調達して運用する投資が「巨大な」資産バブルを作り出していると主張した。同教授は2006年の時点で金融危機を警告していた。

  ロジャーズ氏は金を買い増す可能性はあるとしながらも、株式は現在購入していないことを明らかにした。

  さらに、中国株や砂糖、銀、コーヒー、綿花の各相場が高値から少なくとも50%下げている点を挙げ、ルービニ教授の見解に異を唱えた。

  今年の上昇はバブルを示唆しているかと問われると、「今年100%上昇しても、高値から70%下げていれば、バブルとは呼ばない。バブルではなく、相場にとって良い年で、すばらしい年だ。今年は相場が高過ぎるかもしれないが、バブルではない」と話した。

(出典)
・米投資家ジム・ロジャーズ氏 鳩山政権で一段と円高進行
・米著名投資家・ロジャーズ氏 インフレ局面、米国債手放す
・ルービニ教授:ロジャーズ氏の金2000ドル予想は「ナンセンス」
・ロジャーズ氏:ルービニ教授に反論、「金と新興株はバブルではない」

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