
Interview with Jim Rogers: Commodities Are a Great Place to Be, No Matter What
ジム・ロジャーズ:『商品は、どんなことがあっても投資しがいのある場所だ』
(Seeking α:Damien Hoffmanのインタビューで)
−ジム、先週(2009年11月第1週)、何度かメディアに出ていましたね。あなたが指摘していたいくつかの点を確認したいのですが。あなたは、ブル−ムバーグで、ヌリエル・ルービニ(教授)は、彼が、今、警告している資産バブルに関してホームワークをしていない、と言っていましたね。彼がしていないのは、どんなホームワークなのか、説明してくれませんか?
「全部だ。あなたは、例えば史上最高値から70%下にある銀のような資産がある時にバブルについてどのように説明できるのか?コーヒー、砂糖、綿花、天然ガスについても同じだ。ある資産が史上最高値からこのように下落している時、私は、バブルについて話すのには無理がある。」
「バブルとは、ある資産が、毎日、新高値を叫ぶような時のことである。誰もが、その話題で持ちきりとなる。そして、誰もが、それらを保有する。現在、誰も、商品を保有していない。そうして、ミスター・ルービニが商品のバブルについて話すのは、理解できない。それは、彼がマーケットを理解していないことを証明している。」
「金、米国債、カカオ、そして、スリランカ株式市場などを除いて、世界には、史上最高値を形成している単一の市場はないので、私は、バブルに関するミスター・ルービニのコメントに面食らっている。それは、バブルにふさわしい理由ではない。私は、このように根拠なしに主張されたバブルについて大変当惑している。」
「もしも資産が1年で100%上昇すれば、それは、すばらしい1年だ。しかし、それは、必ずしもバブルではない。原油を見てみなさい。馬鹿でかく上がり、それから、一旦、底値を付けて、しかし、どこにも古い高値の近くにはもはやいない。シティグループ(の株価)を見てみなさい。(一時は、)3倍かそこらまで上がり、その後、底値まで落ちた。」
−私は、長期の株式保有者が、彼らはバブルに居ると感じていると思うのですが・・・。
「正確には。ミスター・ルービニは、原油は、2009年の間中、1バレル=40ドル台よりも下値にあるだろうと考えていた。彼は、私や世界のみなさんに、エネルギー供給の最良のグローバルデータを持つIEA(国際エネルギー機関)は原油がどこにあるのかという考えを持っていないので、原油の供給は、すべてどこから来るのかを正確に言ってくれれば、好きにもなるだろう。ミスター・ルービニは、我々に言うべきだ。どこにこの価格を抑制するほどの原油供給が隠されているのかを。世界中の原油を所有しているすべての国々は、原油埋蔵量を減少させている。すべての石油会社は、石油備蓄を減少させている。そういうわけで、ミスター・ルービニは、残りの我々が知らない何かを知っていなければならない。」
−別なメモでは、金は、新しい史上最高値に到達しています。インフレ調整していませんが。あなたは、次の10年間で、金は、1オンス=2000ドルに達するかもしれないと言っていましたね。あなたは、どんな説明変数が金を2000ドルに押し上げるだろうと説明することができますか?
「初めに、私は、あなたが、“金は、2019年までに1オンス=2000ドルに到達するのは、ナンセンスだ!”と言っていたミスター・ルービニの言及を保持していることを期待する。あなたは、2019年よりも前に、2000ドルの金とは何か、なぜそれがナンセンスなのかを尋ねるために、彼に電話する機会があると思う。」
「説明変数に関して言えば、世界中で、紙幣に関する膨大な疑問があることは、とても明らかである。この疑問は、勢いづいている。多くの政府は、莫大な紙幣を刷っている。これは、いつもさらに高い価格を導いている。今度だけは異なっていて、私が間違っているかもしれない。しかし、そんなことは疑わしい。」
「くわえて、新しい大規模な金鉱山は、数十年間、開設されていない。これらの鉱山の内、いくつかは、100年以上も経っている古いものだ。それらは、すべて枯渇してきている。また一方では、中央銀行は、地上以上に、莫大な金を備蓄している。しかし、それらは、過去には、売ることには興味がなかった。」
「もしもあなたが金をインフレ調整して、1980年の先の史上最高値を振り返ってみれば、金は、現在、1オンス=2000ドルを越えているはずだ。もしもあなたが言いたければ、それは、新しいインフレ調整後の史上最高値に達している。それは、金は、真の史上最高値に戻るということを意味してはいない。世界中で刷られているすべての紙幣が与えられているので、我々は、実物資産(hard assets)は、さらに高い価格を見るだろう。」
「金が潜在的にそうあるにも関わらず、私は、他の商品で、さらなる利益を上げようと思っている。例えば、銀や綿花やコーヒーなんかで。それらは、すべてひどく下落しているものだ。」
−他の資産について言えば、外国に住むアウトサイダーなので、アメリカ株式に関するあなたの意見は、どうですか?
「これは、世界のどこにもショート(売り持ち)してきていない、という私の人生でも何度目かの時である。私は、株式市場は、大量のロング(買い持ち)もまたしてこなかった。なぜなら、私は、商品と通貨をロングすることを選んだからだ。(世界には、)大量に発行されていて、どこかに行かなければならない巨額の紙幣があるので、私は、ショートポジションからは離れている。しかし、そのいくつかは、株式市場での上昇は終わりになるだろう。そして、そうなってきている。」
「株式市場がどのくらいさらに高くなるのか?だって? 私にはわからない。経済には、多くの問題がある。しかし、私は、これらの問題が、いつ株式市場で下落圧力を引き起こすかはわからない。我々がしてきたすべては、度を越えた紙幣だ。私は、我々が、近い将来、これらの問題をうまく処理しなければならないことを期待している。我々が実際に持たない紙幣発行と消費は、問題を単純に長引かせ、長期では、問題をさらに悪くさせている。」
−ジム、時間を取って、あなたの見解を聞かせてくれて、ありがとう。私は、多大なる感謝を申し上げます。
「いいえ、とんでもない。あなたのサイトは、非常に印象的だね。また、連絡を取ることを期待しているよ。」
(完)
参考情報⇒【コラム】ルービニ氏VSロジャーズ氏、勝つのはどっちだ−ペセック
(出典)seekingalpha.com
・Interview with Jim Rogers: Commodities Are a Great Place to Be, No Matter What

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